ワイシャツは襟で決まると言われているとおり、襟型とそのクオリティはワイシャツのイメージを決定づけます。ビスポークカンノのオーダーシャツは、豊富な襟型が設定されていますので、カジュアルからビジネスまでいかなるシチュエーションにも対応が可能です。また、高度な縫製技術によって、より立体的な仕上がりを実現しており、平面的なシャツには見られない上質なクオリティが保たれています。

襟型もまた、スーツのスタイルに合わせたデザインを選ぶということが基本となってきます。ブリティシュ系にはワイドやセミワイドが、クラシコ系にはホリゾンタルワイドやドゥエボットーニワイドなどといった襟型が一般的です。

スーツの袖口からのぞくワイシャツは、出すぎていても不格好で、出なさ過ぎても野暮ったく感じるものです。この部分が決まるか決まらないかでスーツスタイルの着こなしが決まってしまうと言っても過言ではありません。そうした意味でもカフスはスーツスタイルにおける重要なパーツの一つです。

ビスポークカンノのオーダーシャツは、傾斜のついたスーツの袖からワイシャツが一定の長さでのぞくように、その先端には計算された独特なカーブがつけられています。また、袖のだぶつきを抑えるため、カフスのつなぎ目部分には絶妙なバランスで配置された３本のタックが設けられ、スマートで洗練された袖のシルエットを作り上げています。腕時計の使用も考慮して、左右のカフス廻りのサイズをそれぞれ変えることも可能です。カフス型は、定番の小丸型や人気のミラノカフスなど８種類が用意されています。これらは、襟型と連動して決めるのがセオリーと考えます。

ポケットの形は、基本となるベース型を中心に、丸型やフラップタイプなど９種類があります。カジュアルシャツとして着こなす場合は、左右両胸に付けることも可能です。ドレスシャツとして着用する場合は、胸ポケットなしが正式な仕様となります。スタイルに合わせて選択していきましょう。